10月6日、滋賀県議会 本会議の報告です |
滋賀県議会・本会議傍聴報告(2017.10.6)
滋賀県議会に提出していました「大飯原発3.4号機の再稼働に反対してください」の請願は、先日の委員会にて賛成多数で「採択すべきもの」とされていましたが、本日、本会議で議員全員による採決が行われました。
≪討論≫
請願について節木議員(共産党)より討論がありました。
※聞き取りメモです。聞き間違い、聞き漏らし、意味の取り違え等はご容赦ください
「2014年5月、福井地裁は大飯原発半径250km圏内に住む住民は人格権が侵害される具体的な危険があるとしました。
滋賀県は大飯原発から一番近い所は20kmになります。
県民を守るための実効性のある避難計画は出来ていません。
また、原発を動かすことにより増え続ける核のゴミは6年後には使用済み核燃料を保管するプールが満杯になります。日本 科学者会議の見解では、地層処分は万年単位で考える問題で現在の科学技術的能力では限界ということです。核のゴミは将来の世代に大きな負担を強いる事となります。
請願を採択した委員会の決定に賛成するものです」
≪採決結果≫ 議長を除く
賛成:今江議員と柴田議員の2人を除くチームしが13人、
共産党3人、良知会2人の合計18人
反対:自民党19人、公明党の中村議員の合計20人
退席:今江議員と柴田議員(以上チームしが)2人
欠席:粉川議員(公明党)
つまり賛成18、反対20となり、否決されました。
請願に対応した意見書の採決も同じ賛否で否決でした。
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大変惜しい2票差での否決となりました。応援してくださったみなさん、議員さんに働きかけてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
命の問題ですから、今後もあきらめずにともにがんばっていきましょう☆☆☆