大津市議会に請願を提出しました(2017年9月4日) |
9月4日、大津市議会に請願を提出しました。
来年1月と3月に再稼働すると報道されている大飯原発3、4号機についてです。
◆紹介議員になってくださったのは…
嘉田議員(チーム大津)、杉浦議員、石黒議員、岸本議員、林議員、立道議員(以上共産党)の6人です。
◆請願文は以下の通り↓↓↓
少なくとも責任ある避難計画が策定され、核廃棄物の最終処分場選定プロセスが開始されるまでは、大飯原発3、4号機の再稼働を行わないことを求める旨の意見書の提出を求めることに関する請願
【請願趣旨】
本年5月、6月の高浜原発3、4号機の再稼働に続き、大飯原発3、4号機が来年1月以降にも再稼働と報道されています。国民の多くが原発の再稼働に反対し、原発のない社会の実現にむけたエネルギー政策の推進を求めている中で、これと逆行する動きを大いに危惧しています。
原発の再稼働にあたっては、少なくとも責任ある避難計画が策定されること、そして核廃棄物の最終処分場選定プロセスが開始されることが前提ですが、現段階でこれら条件は満たされていません。
特に大飯原発3、4号機については、2014年5月21日に福井地裁が「運転してはならない」と判決で命じています。判決は「大飯原発から250キロメートル圏内に居住する者は、本件原発の運転によって直接的にその人格権が侵害される具体的な危険がある」と認定しました。大津市は大飯原発から最も近いところでわずか34.4キロメートルであり、34万人の市民の人格権が侵害される具体的な危険があります。
よって、大津市議会におかれましては、国に対し、原発のない社会の実現を求める大多数の国民の願いと、市民の生命と健康・財産を守る立場から、少なくとも責任ある避難計画が策定され、核廃棄物の最終処分場選定プロセスが開始されるまでは、大飯原発3、4号機の再稼働を行わないことを求める旨の意見書を提出するよう請願します。
平成29年9月4日
大津市議会議長 仲野 弘子 様 あて
越直美 大津市長は大津市民の代表として常々、原発の再稼働には反対と表明されています。ぜひとも大津市議会からも、市民の生活を守るためには原発の再稼働はダメ!と表明していただきたいものです。
◆大津市議会での審査日程と傍聴について
⇒総務常任委員会は9月22日(金)です。
⇒10月2日(月)13時より本会議で議員全員による採決がされます。
詳しい時間やその他、傍聴についての詳細は分かり次第お知らせします。
みなさんの応援をよろしくお願いします ♪