2016年 07月 12日
高浜原発運転差し止め変わらず♪ 大津地裁 |
高浜原発3、4号機の運転差し止め決定の取り消しを求める関電の保全異議について、12日、大津地裁は運転を認めない決定をしました。
以下、NHK NEWS WEB より
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高浜原発3・4号機 再び運転認めず 大津地裁
7月12日 15時39分
福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、大津地方裁判所は「関西電力の説明では、原発の新規制基準が致命的な事故を避けるための対策として十分とは言えず、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、ことし3月に運転停止を命じた仮処分の決定に続いて、再び運転を認めない判断をしました。これにより高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになります。
福井県にある高浜原発3号機と4号機について、大津地方裁判所はことし3月、稼働中の原発では初めて運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。これに対し、関西電力は決定の取り消しを求めて異議を申し立て、大津地裁の同じ裁判長が改めて関西電力と運転停止を求めた住民の双方から意見を聞く手続きを行いました。
12日の決定で、山本善彦裁判長は「災害のたびに『想定を超える災害だった』と繰り返されてきた過ちに真摯(しんし)に向き合うならば、致命的な事故を避けるための対策を講じることが必要だが、関西電力が説明した程度では、原発の新規制基準がこのような対策として十分とは言えない」と指摘しました。そのうえで、「福島の原発事故の原因に関する説明も不足しており、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、関西電力の申し立てを退け、3月の決定に続いて再び運転を認めない判断をしました。
これで高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになり、関西電力は今の状態が長期化する可能性があるとして、来月から核燃料を取り出す作業を行うことにしています。
関西電力は決定を不服として、大阪高等裁判所に抗告する方針です。
(以下 略)
→NHK NEWS WEBはこちら 動画も見られます。消えないうちに見てね
→決定文(PDF)はこちら
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3月の運転差し止め決定の趣旨を引き継ぐ妥当な判断が示されたと思います。全国の原発の再稼働を認めず、運転中の原発を止める大きな流れに発展していくことを願います。そのために私たちの原発NOの意思表示が大切です。
ところで、運転中の原発と言えば川内原発ですが、10日の鹿児島県知事選挙で川内原発の停止を訴える三反園訓氏が当選しました。
「私は原発のない社会をつくろうと一貫して訴えている。熊本地震を受け、原発をいったん停止して再検査し、活断層の調査をすべきだ」
「安全性が確保されない原発は動かすわけにはいかない」と述べています。
7月4日、玄海原発に近い伊万里市長が再稼働反対を表明しましたが、原発止めろの声が広がれば原発反対首長も増えていくんだと確信できます。
原発のない社会へみんなで頑張りましょう♪
以下、NHK NEWS WEB より
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高浜原発3・4号機 再び運転認めず 大津地裁
7月12日 15時39分
福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、大津地方裁判所は「関西電力の説明では、原発の新規制基準が致命的な事故を避けるための対策として十分とは言えず、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、ことし3月に運転停止を命じた仮処分の決定に続いて、再び運転を認めない判断をしました。これにより高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになります。
福井県にある高浜原発3号機と4号機について、大津地方裁判所はことし3月、稼働中の原発では初めて運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。これに対し、関西電力は決定の取り消しを求めて異議を申し立て、大津地裁の同じ裁判長が改めて関西電力と運転停止を求めた住民の双方から意見を聞く手続きを行いました。
12日の決定で、山本善彦裁判長は「災害のたびに『想定を超える災害だった』と繰り返されてきた過ちに真摯(しんし)に向き合うならば、致命的な事故を避けるための対策を講じることが必要だが、関西電力が説明した程度では、原発の新規制基準がこのような対策として十分とは言えない」と指摘しました。そのうえで、「福島の原発事故の原因に関する説明も不足しており、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、関西電力の申し立てを退け、3月の決定に続いて再び運転を認めない判断をしました。
これで高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになり、関西電力は今の状態が長期化する可能性があるとして、来月から核燃料を取り出す作業を行うことにしています。
関西電力は決定を不服として、大阪高等裁判所に抗告する方針です。
(以下 略)
→NHK NEWS WEBはこちら 動画も見られます。消えないうちに見てね
→決定文(PDF)はこちら
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3月の運転差し止め決定の趣旨を引き継ぐ妥当な判断が示されたと思います。全国の原発の再稼働を認めず、運転中の原発を止める大きな流れに発展していくことを願います。そのために私たちの原発NOの意思表示が大切です。
ところで、運転中の原発と言えば川内原発ですが、10日の鹿児島県知事選挙で川内原発の停止を訴える三反園訓氏が当選しました。
「私は原発のない社会をつくろうと一貫して訴えている。熊本地震を受け、原発をいったん停止して再検査し、活断層の調査をすべきだ」
「安全性が確保されない原発は動かすわけにはいかない」と述べています。
7月4日、玄海原発に近い伊万里市長が再稼働反対を表明しましたが、原発止めろの声が広がれば原発反対首長も増えていくんだと確信できます。
原発のない社会へみんなで頑張りましょう♪
梅雨が明けたらお出かけしましょ
by nonukes_shiga
| 2016-07-12 19:57
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