2015年 12月 15日
滋賀県議会 常任委員会の報告です♪ |
「関西広域連合が国へ行った原子力防災対策に関する申し入れ事項さえ実行されないなかでは、高浜原発3号機、4号機の再稼働をしないよう求める旨の意見書の提出を求めることについて」の請願は14日(月)、総務・企業常任委員会に諮られ賛成多数で採択すべきものと決しました♪ 意見書は21日の本会議にかけられます。
☆ お断り ☆
私たちが滋賀県議会の委員会を傍聴したのは12月15日(火)。しかし、高浜原発再稼働反対の請願はすでに14日(月)に審議された、とのことでした。
15日審議というのは議会事務局から私たちへの連絡ミスでした。そのため、原発請願は傍聴できませんでした。原発請願のご報告は、私たち自らが傍聴して見聞きしたことではなく、あとから教えてもらった内容の報告となりますことをお断りいたします。この請願の傍聴のために足を運んでくださった方々には混乱させてしまい、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
(議会事務局の方は丁寧に謝ってくださいました。)
◆◆◆◆それでは、以下報告です◆◆◆◆
関西広域連合が国へ行った原子力防災対策に関する申し入れ事項さえ実行されないなかでは、高浜原発3号機、4号機の再稼働をしないよう求める旨の意見書の提出を求めることについて
※14日の審議です。
総務・企業常任委員会は(敬称略)
委員長:大野(自民党)
副委員長:藤井(共産党)
委員:目片、生田、家森(自民党)、塚本、九里、中沢(チームしが)
◆質疑・意見など
生田議員(自民党):避難計画など完璧でない状況というが、全体で完璧にできなかったら再稼働はできないのか。関西広域連合には滋賀県も入っていて担当もいる。それについて取り出して「意見書を出して」というのはどういう筋か。全体として加盟しているということだ。お互い責任を持たないといけないが、いったい誰が責任をとるのか。
家森議員(自民党):6月、9月と同じような請願が出ている。
九里議員:再稼働の要件としては実効性ある多重防護が確立できていなければ再稼働の容認ができないし、立地自治体と同様の安全協定であるかや、避難計画が充実したものであるかなど条件が整った中での容認になるといっているので、この請願の内容は一定理解できる。請願は権利で認められている。
生田議員:年間を通じて同じ趣旨で出しているのはどうなのか。権利があるのはわからないでもないが、それはどうか。
藤井議員:県民の皆さんが不安を感じていることを受け止めなければいけない。賛同する。
◆採決
賛成:塚本議員、九里議員、中沢議員(チームしが)、藤井議員(共産党)の4名で、賛成多数となり採択すべきものと決しました。
地方自治を尊重し、沖縄県辺野古新基地の建設を強行しないことを求める旨の意見書の提出を求めることについて
※15日の審議です
政策・土木交通常任委員会は(敬称略)
委員長:冨波(チームしが)
委員:村島、岩佐、富田、奥村、野田(自民党)、角田、清水(チームしが)
◆質疑・意見
角田議員:反対ということではないが積極的に賛成できない。地方自治を尊重することには賛成だが、基地問題と結びつけるのは時期尚早だ。
清水議員:このことについては理解していますし、地方自治の本旨からして今の形はおかしいと思う。しかし今の段階で基地問題に関してそれほど調査していないので賛成しにくい。
◆採決
賛成:なし。よって不採択すべきものとなりました。
議員さん全員による採決がされる
滋賀県議会の本会議は
12月21日(月)朝10時からです。
皆さんの傍聴をよろしくお願いします♪
傍聴されるかたは各自で議場の傍聴席へお越しください。
ナンキンハゼの実。葉の落ちた木に白い花が咲いたように見えます。
☆ お断り ☆
私たちが滋賀県議会の委員会を傍聴したのは12月15日(火)。しかし、高浜原発再稼働反対の請願はすでに14日(月)に審議された、とのことでした。
15日審議というのは議会事務局から私たちへの連絡ミスでした。そのため、原発請願は傍聴できませんでした。原発請願のご報告は、私たち自らが傍聴して見聞きしたことではなく、あとから教えてもらった内容の報告となりますことをお断りいたします。この請願の傍聴のために足を運んでくださった方々には混乱させてしまい、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
(議会事務局の方は丁寧に謝ってくださいました。)
◆◆◆◆それでは、以下報告です◆◆◆◆
関西広域連合が国へ行った原子力防災対策に関する申し入れ事項さえ実行されないなかでは、高浜原発3号機、4号機の再稼働をしないよう求める旨の意見書の提出を求めることについて
※14日の審議です。
総務・企業常任委員会は(敬称略)
委員長:大野(自民党)
副委員長:藤井(共産党)
委員:目片、生田、家森(自民党)、塚本、九里、中沢(チームしが)
◆質疑・意見など
生田議員(自民党):避難計画など完璧でない状況というが、全体で完璧にできなかったら再稼働はできないのか。関西広域連合には滋賀県も入っていて担当もいる。それについて取り出して「意見書を出して」というのはどういう筋か。全体として加盟しているということだ。お互い責任を持たないといけないが、いったい誰が責任をとるのか。
家森議員(自民党):6月、9月と同じような請願が出ている。
九里議員:再稼働の要件としては実効性ある多重防護が確立できていなければ再稼働の容認ができないし、立地自治体と同様の安全協定であるかや、避難計画が充実したものであるかなど条件が整った中での容認になるといっているので、この請願の内容は一定理解できる。請願は権利で認められている。
生田議員:年間を通じて同じ趣旨で出しているのはどうなのか。権利があるのはわからないでもないが、それはどうか。
藤井議員:県民の皆さんが不安を感じていることを受け止めなければいけない。賛同する。
◆採決
賛成:塚本議員、九里議員、中沢議員(チームしが)、藤井議員(共産党)の4名で、賛成多数となり採択すべきものと決しました。
地方自治を尊重し、沖縄県辺野古新基地の建設を強行しないことを求める旨の意見書の提出を求めることについて
※15日の審議です
政策・土木交通常任委員会は(敬称略)
委員長:冨波(チームしが)
委員:村島、岩佐、富田、奥村、野田(自民党)、角田、清水(チームしが)
◆質疑・意見
角田議員:反対ということではないが積極的に賛成できない。地方自治を尊重することには賛成だが、基地問題と結びつけるのは時期尚早だ。
清水議員:このことについては理解していますし、地方自治の本旨からして今の形はおかしいと思う。しかし今の段階で基地問題に関してそれほど調査していないので賛成しにくい。
◆採決
賛成:なし。よって不採択すべきものとなりました。
議員さん全員による採決がされる
滋賀県議会の本会議は
12月21日(月)朝10時からです。
皆さんの傍聴をよろしくお願いします♪
傍聴されるかたは各自で議場の傍聴席へお越しください。
by nonukes_shiga
| 2015-12-15 20:57
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