2012年 11月 03日
11月1日滋賀県庁前座り込みと要請の報告 ♪ |
座り込みの様子です☆
ずぅ~っと「原発ブルース」のうたをかけて座り込みをしました ♪
原発ブルースは、福井県庁前で座り込みをしている方が作った歌です。
たら~っとしたうたです。
「毎週金曜県庁集まれ~♪」というフレーズは「毎週木曜県庁集まれ~」と替えてみんなでほんわかムードでうたいました。
☆御用ちょうちん☆「かんでん御用だ」って書いてます。
今回は防災・危機管理局へ申し入れを行いました。
申し入れはおよそ一時間にも及びましたが、担当の方はじっくり話をきいてくれました。
以下は要請書です。
↓
2012年11月1日
要 請 質 問 書
滋賀県知事 嘉田由紀子 様
(滋賀県防災・危機管理局 御中)
脱原発・滋賀☆アクション 代表 峯本敦子
日頃の貴職の県民の生活を守る取り組みに敬意を表します。
原子力規制委員会は、原子力災害対策指針(防災指針)の素案公表(10月24日)からわずか1週間で、全国からの見直しの声を無視し10月31日に指針策定を行いました。再稼働準備のために急いでいるとしか思えない暴挙です。
現在の指針には、被災者支援も一般市民の声も反映されていません。実際に事故が生じた場合は広く国民に影響が及ぶのにもかかわらず、パブリックコメントも行われていません。さらに現行のあまりに高すぎる20mSv基準をもととした避難政策の検証・見直しが行われていないなど、多くの問題点が残されています。
特に、以下の点は極めて問題であると考えます。第一に30kmの重点防災対策区域(UPZ)は狭すぎます。福島原発事故では60km離れた飯舘村も避難区域となったことや原子力規制委員会が公表した被ばくシミュレーションでさえも、30km超えても7日間で100mSvに達する地点があります。現実を無視したものとなっています。
第二に、現在と同様に年20mSvの避難基準を導入しようとしていますが、より厳しい基準を設定すべきです。福島原発事故では、この基準によって、多くの人々が無用の被ばくを強いられました。第三に避難のためにあらかじめ定める基準が、IAEA基準を基に7日間100mSvと高い数値に設定される可能性があります。スピーディーの活用、30km外のプルームによる被ばく対策等々、重要な課題は先送りにされています。第四に避難に伴う補償や「避難の権利」など、成立した原発被災者支援法の趣旨も考慮されていません。
加えて、対策のための予算や国と自治体の分担など、全く明らかにされていない問題が多すぎます。
原子力規制委員会は、この指針に基づいて重点的に防災対策を進める区域(原発から三十キロ圏、UPZ)にある自治体に対して、今年度末(2013年3月末)までに防災計画を策定することを求めています。しかし、このままでは自治体が計画を立てられないか、または非現実的で杜撰な計画に終わってしまう可能性が高いと考えます。
私たちは、最も現実的で合理的な原子力防災計画は、大飯原発の稼働を停めて、全ての原発を廃炉にしていく計画を直ちに立てることであると考えますが、少なくとも、今回の原子力災害対策指針(防災指針)については、自治体が指針とするにはあまりにも福島原発事故を踏まえない非現実的な指針であると言わざるを得ません。
私たちは、指針策定に際しては、福島原発事故の避難者、被災者からヒアリングを行い、市民や自治体も含めて十分議論をし、かつパブリックコメントを行った上で決定すべきだと考えます。それが市民の命と暮らしを守る立場であると思うのです。以下要請と質問をします。
記
1.滋賀県知事におかれましては、原子力災害対策指針(防災指針)を上記視点に立って、見直すようただちに原子力規制委員会に申し入れを行ってください。
2.この指針で充分な原子力防災計画が策定できるのでしょうか。この指針にたいする滋賀県の評価をもとにご回答をお願いします。
ずぅ~っと「原発ブルース」のうたをかけて座り込みをしました ♪
原発ブルースは、福井県庁前で座り込みをしている方が作った歌です。
たら~っとしたうたです。
「毎週金曜県庁集まれ~♪」というフレーズは「毎週木曜県庁集まれ~」と替えてみんなでほんわかムードでうたいました。
☆御用ちょうちん☆「かんでん御用だ」って書いてます。
今回は防災・危機管理局へ申し入れを行いました。
申し入れはおよそ一時間にも及びましたが、担当の方はじっくり話をきいてくれました。
以下は要請書です。
↓
2012年11月1日
要 請 質 問 書
滋賀県知事 嘉田由紀子 様
(滋賀県防災・危機管理局 御中)
脱原発・滋賀☆アクション 代表 峯本敦子
日頃の貴職の県民の生活を守る取り組みに敬意を表します。
原子力規制委員会は、原子力災害対策指針(防災指針)の素案公表(10月24日)からわずか1週間で、全国からの見直しの声を無視し10月31日に指針策定を行いました。再稼働準備のために急いでいるとしか思えない暴挙です。
現在の指針には、被災者支援も一般市民の声も反映されていません。実際に事故が生じた場合は広く国民に影響が及ぶのにもかかわらず、パブリックコメントも行われていません。さらに現行のあまりに高すぎる20mSv基準をもととした避難政策の検証・見直しが行われていないなど、多くの問題点が残されています。
特に、以下の点は極めて問題であると考えます。第一に30kmの重点防災対策区域(UPZ)は狭すぎます。福島原発事故では60km離れた飯舘村も避難区域となったことや原子力規制委員会が公表した被ばくシミュレーションでさえも、30km超えても7日間で100mSvに達する地点があります。現実を無視したものとなっています。
第二に、現在と同様に年20mSvの避難基準を導入しようとしていますが、より厳しい基準を設定すべきです。福島原発事故では、この基準によって、多くの人々が無用の被ばくを強いられました。第三に避難のためにあらかじめ定める基準が、IAEA基準を基に7日間100mSvと高い数値に設定される可能性があります。スピーディーの活用、30km外のプルームによる被ばく対策等々、重要な課題は先送りにされています。第四に避難に伴う補償や「避難の権利」など、成立した原発被災者支援法の趣旨も考慮されていません。
加えて、対策のための予算や国と自治体の分担など、全く明らかにされていない問題が多すぎます。
原子力規制委員会は、この指針に基づいて重点的に防災対策を進める区域(原発から三十キロ圏、UPZ)にある自治体に対して、今年度末(2013年3月末)までに防災計画を策定することを求めています。しかし、このままでは自治体が計画を立てられないか、または非現実的で杜撰な計画に終わってしまう可能性が高いと考えます。
私たちは、最も現実的で合理的な原子力防災計画は、大飯原発の稼働を停めて、全ての原発を廃炉にしていく計画を直ちに立てることであると考えますが、少なくとも、今回の原子力災害対策指針(防災指針)については、自治体が指針とするにはあまりにも福島原発事故を踏まえない非現実的な指針であると言わざるを得ません。
私たちは、指針策定に際しては、福島原発事故の避難者、被災者からヒアリングを行い、市民や自治体も含めて十分議論をし、かつパブリックコメントを行った上で決定すべきだと考えます。それが市民の命と暮らしを守る立場であると思うのです。以下要請と質問をします。
記
1.滋賀県知事におかれましては、原子力災害対策指針(防災指針)を上記視点に立って、見直すようただちに原子力規制委員会に申し入れを行ってください。
2.この指針で充分な原子力防災計画が策定できるのでしょうか。この指針にたいする滋賀県の評価をもとにご回答をお願いします。
by nonukes_shiga
| 2012-11-03 18:10
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