2012年 10月 19日
10月18日滋賀県庁前座り込み&申し入れ☆ |
滋賀県庁前座り込みも今回で20回目となりました ♪
県庁前座り込みの様子と、知事あて要請です☆
福井や大阪など遠方からもご参加くださいました!!
雨が降ったりやんだりで傘を開けたりすぼめたりの3時間☆
しかも寒かった~。
知事あての要請をしました ♪
~~~~~~~~~~
2012年10月18日
抗 議 要 請 書
滋賀県知事 嘉田由紀子 様
脱原発・滋賀☆アクション
日頃の貴職の県民の生活を守る取り組みに敬意を表します。
嘉田知事は、10月16日の記者会見で、今夏に再稼働した福井県の大飯原発3、4号機について、「原子力安全協定をむすんで、地域情報委員会の提案をする方が現実的」として「稼働は認めるしかない」という考えを明らかにしました。これは、橋下徹・大阪市長が稼働停止を政府に文書で申し入れたことについても「現実的とは思えない」と批判したことと合わせ、10月1日の「規制委には、安全を担保するため1日でも早く動いてもらえるよう要望するのが現実的だ」として即時停止を求めないと表明されたことよりさらに踏み込んで、もう稼働停止は求めないと完全に方向転換をはかったものです。
この判断は、政治家として、県民の命を守る首長として、あまりにも拙速で変節した判断と言わざるを得ず、私たちは強く抗議し撤回を求めるものです。
大飯原発は安全対策が不十分なまま再稼働に踏み切り運転を続けており、また、敷地内に「活断層の疑いが極めて高い」断層(破砕帯)が存在しています。また、規制委員会は、いわゆる原子力村と言われる人たちで占められ、その人事は国会承認すら受けていませんし、安全基準は翌年になる見通しで、かつ原発再稼働判断は規制委員会と政府がなすりあいを続け、政府や規制委員会は誰も責任をとろうとしていません。さらに、政府は自らから決定した「原発ゼロ計画」を閣議決定せず、青森県大間や島根での原発建設再開を認めました。
こうした、危険な状態で稼働している大飯原発の稼働停止を求めないことは、知事の主観的意図がどうであれ、県民の命をまもる立場を投げ捨てたものです。
「ぼくはいつまで生きられるの?お外で遊びたい。」これは、福島の幼い子どもの言葉です。知事がフクシマ事故の教訓として受け止めなければならないのは、県民の命を守る、子どもの命を守ることなのです。それを実行するのは、5年後でも、10年後でもなく、今なのです。
「現実的」という言葉でカモフラージュしてその立場を投げ捨ててはなりません。原発の再稼働、新増設の拒否権や立ち入り検査もできない安全協定締結と引き換えに、大飯原発の稼働を認めても何の解決にもならないのは、同様の原子力安全協定を締結している小浜市などが、この協定では不十分として立地自治体並の原子力安全協定を求めていることからも明らかです。大飯稼働を停めることこそ現実的な解決であります。
知事の今回の判断は、でたらめな政府と規制委員会、そして「命より金」の論理で動く関西電力に、実質的な「原発立地県」の知事として原発稼働のお墨付きを与えることであり、大多数の県民はとうてい容認できるものではありません。
自治体の責務は、住民の命と財産を守ることです。知事におかれましては、滋賀県がまさしく当事者として放射能汚染から近畿の水源である琵琶湖の水と県民の命と生活を守るため、大飯原発の稼働容認の立場を撤回し、稼働反対の立場を再度堅持するよう強く要望します。
~~~~~~~~~~
次回県庁前座り込みは
10月25日(木)16:00~19:00
滋賀県庁前 噴水前
です。
多くの方のご参加をお願いします☆
寒いので暖かい服装でお越しください ♪
県庁前座り込みの様子と、知事あて要請です☆
福井や大阪など遠方からもご参加くださいました!!
雨が降ったりやんだりで傘を開けたりすぼめたりの3時間☆
しかも寒かった~。
知事あての要請をしました ♪
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2012年10月18日
抗 議 要 請 書
滋賀県知事 嘉田由紀子 様
脱原発・滋賀☆アクション
日頃の貴職の県民の生活を守る取り組みに敬意を表します。
嘉田知事は、10月16日の記者会見で、今夏に再稼働した福井県の大飯原発3、4号機について、「原子力安全協定をむすんで、地域情報委員会の提案をする方が現実的」として「稼働は認めるしかない」という考えを明らかにしました。これは、橋下徹・大阪市長が稼働停止を政府に文書で申し入れたことについても「現実的とは思えない」と批判したことと合わせ、10月1日の「規制委には、安全を担保するため1日でも早く動いてもらえるよう要望するのが現実的だ」として即時停止を求めないと表明されたことよりさらに踏み込んで、もう稼働停止は求めないと完全に方向転換をはかったものです。
この判断は、政治家として、県民の命を守る首長として、あまりにも拙速で変節した判断と言わざるを得ず、私たちは強く抗議し撤回を求めるものです。
大飯原発は安全対策が不十分なまま再稼働に踏み切り運転を続けており、また、敷地内に「活断層の疑いが極めて高い」断層(破砕帯)が存在しています。また、規制委員会は、いわゆる原子力村と言われる人たちで占められ、その人事は国会承認すら受けていませんし、安全基準は翌年になる見通しで、かつ原発再稼働判断は規制委員会と政府がなすりあいを続け、政府や規制委員会は誰も責任をとろうとしていません。さらに、政府は自らから決定した「原発ゼロ計画」を閣議決定せず、青森県大間や島根での原発建設再開を認めました。
こうした、危険な状態で稼働している大飯原発の稼働停止を求めないことは、知事の主観的意図がどうであれ、県民の命をまもる立場を投げ捨てたものです。
「ぼくはいつまで生きられるの?お外で遊びたい。」これは、福島の幼い子どもの言葉です。知事がフクシマ事故の教訓として受け止めなければならないのは、県民の命を守る、子どもの命を守ることなのです。それを実行するのは、5年後でも、10年後でもなく、今なのです。
「現実的」という言葉でカモフラージュしてその立場を投げ捨ててはなりません。原発の再稼働、新増設の拒否権や立ち入り検査もできない安全協定締結と引き換えに、大飯原発の稼働を認めても何の解決にもならないのは、同様の原子力安全協定を締結している小浜市などが、この協定では不十分として立地自治体並の原子力安全協定を求めていることからも明らかです。大飯稼働を停めることこそ現実的な解決であります。
知事の今回の判断は、でたらめな政府と規制委員会、そして「命より金」の論理で動く関西電力に、実質的な「原発立地県」の知事として原発稼働のお墨付きを与えることであり、大多数の県民はとうてい容認できるものではありません。
自治体の責務は、住民の命と財産を守ることです。知事におかれましては、滋賀県がまさしく当事者として放射能汚染から近畿の水源である琵琶湖の水と県民の命と生活を守るため、大飯原発の稼働容認の立場を撤回し、稼働反対の立場を再度堅持するよう強く要望します。
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次回県庁前座り込みは
10月25日(木)16:00~19:00
滋賀県庁前 噴水前
です。
多くの方のご参加をお願いします☆
寒いので暖かい服装でお越しください ♪
by nonukes_shiga
| 2012-10-19 21:57
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