2012年 09月 27日
9月26日 滋賀県議会に請願をしました |
県議会に「抜本的な安全対策等が講じられるまで大飯原子力発電所3号機及び4号機の運転停止を求める意見書の提出を求めることについて」請願をしました。
請願内容については、なんとか全会一致で採択させようと奔走してくださった紹介議員の方の案を取り入れました。始めにこちらが用意した請願文からは相当変化したものです。
提出過程においては様々な意見、議論がありました。しかし、「大飯を停止」という言葉を省かないようにした以外のところでは、少しでも多くの議員さんが賛同してくださり、採択されることを願い、紹介議員の方の案で請願をしました。
さてはて「反対だ」とおっしゃる会派・議員さんはおられるでしょうか・・・・・。
現段階で賛成を表明してくださっている会派は、対話の会、みんなの党、公明党です。
議会審議にご注目ください。みんなで傍聴に行きましょう!!
この請願については、10月5日(金)の総務・企業常任委員会で審議された後、10月12日(金)の本会議にて採決が行われます。
委員会の傍聴に来てくださるかたは
10月5日(金)9:45
滋賀県庁 県民サロンに集合
してください。
10月12日(金)の本会議については詳しい日程情報を入手し次第お知らせします。
☆請願書は以下の通り☆
↓
請 願 書
2012年9月26日
滋賀県議会議長 様
抜本的な安全対策等が講じられるまで大飯原子力発電所3号機及び4号機の運転停止を求める意見書の提出を求めることについて
【請願の趣旨及び理由】
野田内閣総理大臣は、平成24年6月16日に原子力発電所に関する四大臣会合を行い、関西電力大飯発電所3号機および4号機を再稼働することを政府の最終的な判断と決定しました。これを受けて、7月1日に3号機が、同18日には4号機が運転を再開しました。
しかし、この判断は、東京電力福島第一原子力発電所事故の発生から1年半が経過しても、いまだに事故の実態および原因の究明がなされておらず、抜本的な安全対策が講じられていない中での判断であり、原子力発電所の安全性について国民的理解を得られたとは到底言えるものではありません。
しかも、大飯原子力発電所の敷地内に「活断層の疑いが極めて高い」断層(破砕帯)が存在するという新たな問題が指摘され、7月18日には原子力保安院がその調査を指示したところです。このことは、再稼働した大飯原子力発電所3号機及び4号機の安全性が確保されていないことを示すものです。このように、安全を最優先にするという福島第一原子力発電所事故の教訓が生かされていないことが、国民を一層の不安に陥れています。
また、今夏の電力需給は、報道機関が実施した調査等によれば、節電要請期間において大飯原子力発電所3号機及び4号機の再稼働がなくても8月3日のピーク需要時でもカバーできたことが指摘されています。
よって、琵琶湖をかかえ、県民の安全を守る立場である滋賀県議会として、政府に対して、可及的速やかに福島第一原子力発電所事故の実態および原因を究明するとともに、重要な「40年廃炉」の具体化と共に、新・再エネルギーの創出、使用済み核燃料処理などエネルギー需給ビジョンの提示や国民の願いである新たな原子力規制庁による安全第一の新しい基準の早期確立とそれに基づき、見切り発車で再稼働している大飯原発3・4号機を停止し、厳しく判断されるよう強く求める旨の意見書を提出されるよう請願します。
請願内容については、なんとか全会一致で採択させようと奔走してくださった紹介議員の方の案を取り入れました。始めにこちらが用意した請願文からは相当変化したものです。
提出過程においては様々な意見、議論がありました。しかし、「大飯を停止」という言葉を省かないようにした以外のところでは、少しでも多くの議員さんが賛同してくださり、採択されることを願い、紹介議員の方の案で請願をしました。
さてはて「反対だ」とおっしゃる会派・議員さんはおられるでしょうか・・・・・。
現段階で賛成を表明してくださっている会派は、対話の会、みんなの党、公明党です。
議会審議にご注目ください。みんなで傍聴に行きましょう!!
この請願については、10月5日(金)の総務・企業常任委員会で審議された後、10月12日(金)の本会議にて採決が行われます。
委員会の傍聴に来てくださるかたは
10月5日(金)9:45
滋賀県庁 県民サロンに集合
してください。
10月12日(金)の本会議については詳しい日程情報を入手し次第お知らせします。
☆請願書は以下の通り☆
↓
請 願 書
2012年9月26日
滋賀県議会議長 様
抜本的な安全対策等が講じられるまで大飯原子力発電所3号機及び4号機の運転停止を求める意見書の提出を求めることについて
【請願の趣旨及び理由】
野田内閣総理大臣は、平成24年6月16日に原子力発電所に関する四大臣会合を行い、関西電力大飯発電所3号機および4号機を再稼働することを政府の最終的な判断と決定しました。これを受けて、7月1日に3号機が、同18日には4号機が運転を再開しました。
しかし、この判断は、東京電力福島第一原子力発電所事故の発生から1年半が経過しても、いまだに事故の実態および原因の究明がなされておらず、抜本的な安全対策が講じられていない中での判断であり、原子力発電所の安全性について国民的理解を得られたとは到底言えるものではありません。
しかも、大飯原子力発電所の敷地内に「活断層の疑いが極めて高い」断層(破砕帯)が存在するという新たな問題が指摘され、7月18日には原子力保安院がその調査を指示したところです。このことは、再稼働した大飯原子力発電所3号機及び4号機の安全性が確保されていないことを示すものです。このように、安全を最優先にするという福島第一原子力発電所事故の教訓が生かされていないことが、国民を一層の不安に陥れています。
また、今夏の電力需給は、報道機関が実施した調査等によれば、節電要請期間において大飯原子力発電所3号機及び4号機の再稼働がなくても8月3日のピーク需要時でもカバーできたことが指摘されています。
よって、琵琶湖をかかえ、県民の安全を守る立場である滋賀県議会として、政府に対して、可及的速やかに福島第一原子力発電所事故の実態および原因を究明するとともに、重要な「40年廃炉」の具体化と共に、新・再エネルギーの創出、使用済み核燃料処理などエネルギー需給ビジョンの提示や国民の願いである新たな原子力規制庁による安全第一の新しい基準の早期確立とそれに基づき、見切り発車で再稼働している大飯原発3・4号機を停止し、厳しく判断されるよう強く求める旨の意見書を提出されるよう請願します。
by nonukes_shiga
| 2012-09-27 21:26
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