2017年 12月 15日
12月14日、滋賀県庁前すわりこみでした♪ |
12月14日(木)、第173回目の滋賀県庁前座り込みでした。朝から雪も降る寒い1日でした。
13日に広島高裁が伊方原発3号機運転差し止めの仮処分決定を出したところです。頑張って座り込みました♪
〈広島高裁が伊方原発の運転差し止め〉
なんといっても、高等裁判所として初めて原発の運転を止めたわけです。差し止めた理由は、阿蘇カルデラの9万年前の噴火を四国電力が調査し解析した結果からは、原発の敷地内に火砕流が到達しないと判断することは困難だ、というものです。
1万年に一度といわれる破局噴火についても、広島地裁のように「社会通念」(滅多に起きないし心配せんでええやろ)によらず、科学的に判断すべきだという考え方です。科学的に見れば阿蘇大噴火による影響を受けるので立地不適だと判断しました。この考え方を当てはめれば、火山が近い原発は動かせなくなり、「火山国・日本で原発は無理」って方向へ進める力になると思います。とても意味のある決定でした。
高裁判断は、基準地震動の策定基準など新規制基準はおおむね合理性があると認めています。(その意味で手放しで喜べるわけではありません。) しかし、その立場からしても、伊方原発を新規制基準適合とした規制委員会の判断が誤りだといったのです。
阿蘇山噴火の火砕流のリスクのみで運転停止の理由になるわけですから、地震や津波やその他もろもろの自然災害、人的ミスや老朽化からくる危険性などなど、なんと危険な状況で原発が稼働していることかと、何か逆に背筋が寒くなる思いも……
ともかく、一つ一つ問題点を明らかにして原発停止へ進めていくことができるという展望をが開いた決定でした。差し止め訴訟に取り組んでこられた皆様、全国で原発止めろの取り組みをされている皆様の力によるものです。 次回の滋賀県庁前すわり込みは
12月28日(木) 午後4時~6時少し前
滋賀県庁正面噴水前
です。
※今年最後の座り込みです。6時少し前に終わりますのでご注意ください。
13日に広島高裁が伊方原発3号機運転差し止めの仮処分決定を出したところです。頑張って座り込みました♪
〈広島高裁が伊方原発の運転差し止め〉
なんといっても、高等裁判所として初めて原発の運転を止めたわけです。差し止めた理由は、阿蘇カルデラの9万年前の噴火を四国電力が調査し解析した結果からは、原発の敷地内に火砕流が到達しないと判断することは困難だ、というものです。
1万年に一度といわれる破局噴火についても、広島地裁のように「社会通念」(滅多に起きないし心配せんでええやろ)によらず、科学的に判断すべきだという考え方です。科学的に見れば阿蘇大噴火による影響を受けるので立地不適だと判断しました。この考え方を当てはめれば、火山が近い原発は動かせなくなり、「火山国・日本で原発は無理」って方向へ進める力になると思います。とても意味のある決定でした。
高裁判断は、基準地震動の策定基準など新規制基準はおおむね合理性があると認めています。(その意味で手放しで喜べるわけではありません。) しかし、その立場からしても、伊方原発を新規制基準適合とした規制委員会の判断が誤りだといったのです。
阿蘇山噴火の火砕流のリスクのみで運転停止の理由になるわけですから、地震や津波やその他もろもろの自然災害、人的ミスや老朽化からくる危険性などなど、なんと危険な状況で原発が稼働していることかと、何か逆に背筋が寒くなる思いも……
ともかく、一つ一つ問題点を明らかにして原発停止へ進めていくことができるという展望をが開いた決定でした。差し止め訴訟に取り組んでこられた皆様、全国で原発止めろの取り組みをされている皆様の力によるものです。
12月28日(木) 午後4時~6時少し前
滋賀県庁正面噴水前
です。
※今年最後の座り込みです。6時少し前に終わりますのでご注意ください。
by nonukes_shiga
| 2017-12-15 21:13
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