2012年 10月 05日
県議会・委員会で不採択(10/5) |
10月5日、滋賀県議会の総務・企業常任委員会にて「抜本的な安全対策等が講じられるまで大飯原子力発電所3号機及び4号機の運転停止を求める意見書の提出を求めることについて」の請願についての審議が行われました。
委員会の委員長:岩佐弘明(自民党)以下敬称略
副委員長:木沢成人(無所属)
委員:大野和三郎、髙木健三、石田祐介、家森茂樹(自民党)
山本正、中沢啓子(民主党)
駒井千代(対話の会)
委員長を除く8人中2人(対話の会の駒井千代議員と、自民党の大野和三郎議員)の賛成で、「不採択すべきもの」と決しました。
委員の意見です。(敬称略)
↓
~~~~~~~~~
山本正(民主党):会派内でかなり長時間話し合った。原発にたよらない社会を目指す点では一致している。請願ならびに意見書に対して90%、95%賛成だ。一点は、今現在の状況として、大飯3.4号の再稼働はやむなしとして今に至っている。県民の生活を、稼働したときと稼働しなかったときのリスクを勘案し、それでやむなしと。今の生活があり、すぐ止めることの危険性や影響、生活、企業、雇用の影響がある。「即座に停止」においてのみ反対。
規制委員会は新しい基準を出し、このあと、3.4号機はそれに適合するかどうか判断がある。活断層も適合かどうか判断し答えが出る。そのときダメなら停止となる。
現段階で即座に停止は、止めた時の影響を調査していないし、反対。
大野和三郎(自民党):4月か3月だったか、当時、安全基準があいまいであり、規制庁が設置されていない中での再稼働は認めない、と、一人を除いて議員みんなが意見書に賛成し採択した。しかし、嘉田知事は再稼働を容認されたが、県民への説明はなかった。先の意見書を採択したことを踏まえれば、これには賛成だ。
家森茂樹(自民党):同じ会派で大野委員とは異なるが。大野委員から出た「先の認めない意見書」は、私自身の判断は、「福島事故の原因究明、その対策がなされていない中での」についてだったので賛成した。
エネルギー問題、Co2対策、今後の化石燃料の価格を考えると、一つは止めることによって日本が原発ゼロのメッセージを出すことになってしまう。化石燃料、再生可能に頼れるところまで何十年かかるか、経済がやっていけるのか、Co2の問題、原発のそもそものリスク、など、総合的に勘案して稼働せざるを得ないという政府の判断だ。安全基準はしっかり議論し、その中で総合的に判断すると、なかなか今止めるとなると、原発ゼロの道をメッセージとして送るのは・・・・・。賛成しかねる。
大野和三郎(自民党):憲法で請願権が保障されている。私も含めて多くの人、国民の気持ちである。このメッセージくらいは出さないと。経済はそれはそれで議論されたら良い。県民の思い、メッセージを発することが大切だ。
駒井千代(対話の会):規制庁ができても、安全だとは言われていない。そのことが不安。フクシマのことがあるから。Co2やエネルギーの問題は確かにそうだが、この請願の趣旨をとらえるべきだ。
~~~~~~~~~~~~
それ以外の委員からは発言はありませんでした。
そして、採決になり、大野議員と、駒井議員の二人だけが賛成され、「不採択するもの」となりました。
傍聴にかけつけてくださったかた、応援してくださったかた、ありがとうございます!!!
本会議での採決は12日(金)です。
一人でも多くの議員さんが賛成してくださり採択されるよう最後までがんばりたいと思います。ご協力をお願いします。
12日の日程はぎりぎりにならないとわからないとのことです。
午前中から傍聴に入るつもりでいたほうがよさそうです。しっかりしたことが分かり次第報告します。
よろしくお願いします。
委員会の委員長:岩佐弘明(自民党)以下敬称略
副委員長:木沢成人(無所属)
委員:大野和三郎、髙木健三、石田祐介、家森茂樹(自民党)
山本正、中沢啓子(民主党)
駒井千代(対話の会)
委員長を除く8人中2人(対話の会の駒井千代議員と、自民党の大野和三郎議員)の賛成で、「不採択すべきもの」と決しました。
委員の意見です。(敬称略)
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山本正(民主党):会派内でかなり長時間話し合った。原発にたよらない社会を目指す点では一致している。請願ならびに意見書に対して90%、95%賛成だ。一点は、今現在の状況として、大飯3.4号の再稼働はやむなしとして今に至っている。県民の生活を、稼働したときと稼働しなかったときのリスクを勘案し、それでやむなしと。今の生活があり、すぐ止めることの危険性や影響、生活、企業、雇用の影響がある。「即座に停止」においてのみ反対。
規制委員会は新しい基準を出し、このあと、3.4号機はそれに適合するかどうか判断がある。活断層も適合かどうか判断し答えが出る。そのときダメなら停止となる。
現段階で即座に停止は、止めた時の影響を調査していないし、反対。
大野和三郎(自民党):4月か3月だったか、当時、安全基準があいまいであり、規制庁が設置されていない中での再稼働は認めない、と、一人を除いて議員みんなが意見書に賛成し採択した。しかし、嘉田知事は再稼働を容認されたが、県民への説明はなかった。先の意見書を採択したことを踏まえれば、これには賛成だ。
家森茂樹(自民党):同じ会派で大野委員とは異なるが。大野委員から出た「先の認めない意見書」は、私自身の判断は、「福島事故の原因究明、その対策がなされていない中での」についてだったので賛成した。
エネルギー問題、Co2対策、今後の化石燃料の価格を考えると、一つは止めることによって日本が原発ゼロのメッセージを出すことになってしまう。化石燃料、再生可能に頼れるところまで何十年かかるか、経済がやっていけるのか、Co2の問題、原発のそもそものリスク、など、総合的に勘案して稼働せざるを得ないという政府の判断だ。安全基準はしっかり議論し、その中で総合的に判断すると、なかなか今止めるとなると、原発ゼロの道をメッセージとして送るのは・・・・・。賛成しかねる。
大野和三郎(自民党):憲法で請願権が保障されている。私も含めて多くの人、国民の気持ちである。このメッセージくらいは出さないと。経済はそれはそれで議論されたら良い。県民の思い、メッセージを発することが大切だ。
駒井千代(対話の会):規制庁ができても、安全だとは言われていない。そのことが不安。フクシマのことがあるから。Co2やエネルギーの問題は確かにそうだが、この請願の趣旨をとらえるべきだ。
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それ以外の委員からは発言はありませんでした。
そして、採決になり、大野議員と、駒井議員の二人だけが賛成され、「不採択するもの」となりました。
傍聴にかけつけてくださったかた、応援してくださったかた、ありがとうございます!!!
本会議での採決は12日(金)です。
一人でも多くの議員さんが賛成してくださり採択されるよう最後までがんばりたいと思います。ご協力をお願いします。
12日の日程はぎりぎりにならないとわからないとのことです。
午前中から傍聴に入るつもりでいたほうがよさそうです。しっかりしたことが分かり次第報告します。
よろしくお願いします。
by nonukes_shiga
| 2012-10-05 16:11
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